2024/05/20 11:14

好きなお菓子トップ3に入るプリン。

卵液の色味とトロッと感、それと甘さ加減を蒸す前にちょっと味見してチェックしたら、
いちいち材料をはからなくても美味しく手軽に作れるのがいいところ。

私は野田琺瑯の保存容器にお砂糖を入れて直火にかけ、そのままカラメルを作ります。
そこに卵液を入れて、深めのフライパンで蒸します。

一日置いたら、卵液が締まる感じ。
そして味が一段階濃くなる感じがして、作り立てよりずっと美味しくなります。

今回は牛乳を温めるときに、茶のみやぐらさんのほうじ茶をたっぷり入れました。
この有機栽培のほうじ茶は、味と香りがとにかくしっかりしていて、飲むのはもちろんお菓子作りにもぴったり。

牛乳を沸騰直前まで温めて、そのまましっかり漬け込んで。
(正しいやり方なのかどうかはわかりませんが。)

よそ見して焦がしかけた大人味のカラメルとちょうど合っていい感じに仕上がりました~



プリンにはほろ苦い思い出があります。
小学生のころからお菓子作りが大好きでした。

レシピ本に型にバターを塗ると書いてあり、一生懸命マーガリンを塗りました。
小学生の私には型の内側になかなか均一に塗れなくて、指で一生懸命。

そうしてどうにかこうにか出来上がったプリン。
食べた姉(ナッシング)が「油がギトギトしてて、気持ち悪くて食べられへん」と(笑)
悔しくて泣いてしまいました。

そしたらおじいちゃんが、「ゆう、おいちゃんはめちゃくちゃうまいぞ~これはうまい!もっとくれ!」と言って、
プリンをかき込んでいました。

それで少し救われた気持ちになったのと、孫を必死に励まそうとした白いシャツに白いパッチが家着のおじいちゃんを
今でも鮮明に覚えていて、たまに思い出す....

まるでちびまるこちゃんの世界。
おじいちゃんは、ほんと友蔵みたいやったなぁ。